Shape of water


今日は、今年アカデミー賞作品賞を受賞したギレルモ・デル・トロ監督の「シェイプ・オブ・ウォーター」。その、主人公イライザのお部屋についてです!




Shape of waterの舞台は1962年冷戦時代アメリカ。耳は聞こえるが声を発することができないイライザは、軍の研究施設で掃除の仕事をしています。
そこへ、ある日密かに運び込まれた不思議な生き物と心を通わせていく物語です。


そんな主人公イライザは全体的に暗めの青と緑を基調とした落ち着いており、すこししっとりとした印象のお部屋に住んでいます。






そんなお部屋の中で、特にお気に入りなのが壁紙です。
上の画像で見えるのはメインビジュアルなどでも度々使われている鱗の形。お部屋を海の中にいるかのように演出しており映画の世界観を表しています。

そして、もう一つ!
下の画像に見えているこちらの壁紙は葛飾北斎の浮世絵が使用されています。
浮世絵をそのまま使用しているわけではないので見えづらいかもしれませんが、欧風でフェミニンに纏まっているお部屋の中に少し異質な印象を与えています。






北斎の浮世絵は壁紙だけでなく、イライザと出会い恋に落ちる不思議な生き物のデザインにも参考にされたそうです!







BDが発売された際はぜひセットなどにも注目して見てください♡




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